人事労務業務の網羅的なペーパーレス化を支援
OBC、オールインワン型サービス『奉行クラウドHR Suite』を発売
OBC、オールインワン型サービス『奉行クラウドHR Suite』を発売
勘定奉行・奉行クラウドをはじめとする基幹業務システムを開発・販売する株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田 成史/本社:東京都新宿区、以下OBC)は、人事労務業務の網羅的なペーパーレス化を支援する『奉行クラウドHR Suite』を発売いたします。
■背景
◆経営課題になりつつある、網羅的な人事労務業務のペーパーレス化
現在、企業における人事労務業務のペーパーレス化はいつになく必要性が高まっています。新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務やテレワーク対応が必要になったことに加え、税や社会保険の手続きにおいて電子化を推進する改正が相次いでいることから、企業の経営課題としても認識されつつあります。
こうした潮流において、企業の中には、具体的な業務に対してではなく、できる限り広い範囲の業務に対してペーパーレス化を望む声が多くなってきました。これまで、人事労務の世界では特定業務におけるペーパーレス化が主流でしたが、多様な働き方や、さらなる業務効率化の実現のために、もはや部分的な業務に対する取り組みでは立ち行かなくなってきたといえます。
◆既存給与システムと共存し、業務の網羅性と5つのベストプラクティスでペーパーレス化を支援
多くの企業は、現在の環境変化に対応すべくペーパーレス化に意欲的に取り組もうとしています。しかし、ペーパーレス化の実現には、様々な業務範囲への対応、従業員の周知・教育など、企業ごとに問題が山積みです。また、人事・賃金制度の中心となっている既存の給与システムを簡単には変更できず、対応に苦しんでいる多くの企業が存在しているのも事実です。
そこでOBCは、これまで給与明細・年末調整・マイナンバーなどあらゆる人事労務の業務領域で個別に提供してきたベストプラクティスを集約し、オールインワン型サービス『奉行クラウドHR Suite』として発売することを決定しました。
このサービスは、既存の給与システムと共存しつつ、総務人事、労務管理、マイナンバー、年末調整申告、給与明細配付業務を網羅し、ペーパーレス化に必要な5つのベストプラクティスを提供します。提供される業務は、多くの企業で導入・運用されている合理的かつペーパーレスを前提としたデジタル化された業務となっており、自社で業務運用の設計をする必要がないため、どんな企業でも網羅的に人事労務業務をペーパーレス化することが可能になると考えています。また、給与システムを含めて切り替えを検討される場合には、給与業務まで含んだサービスモデルもご用意しております。
OBCは、奉行シリーズによって時代に合わせたベストプラクティスを模索し、形にして提供することにこだわり続けてきました。今、私たちに求められているのは、それらを全体範囲で確実にペーパーレス化を実現するための人事労務業務のベストプラクティスであると考えています。
【5つのベストプラクティス】
『奉行クラウドHR Suite』は、5つのベストプラクティスによって、お客様の人事労務業務のペーパーレス化を成功に導きます。総務・人事・労務のあらゆる業務において標準的かつ最適な業務運用が手に入るだけでなく、時代に合ったベストプラクティスと最新の業務環境が常に提供されます。
ベストプラクティス①
あらゆる企業の人事データベース構築を実現する 50種類 約1,100個の人事情報項目
人事労務業務に必要な人事情報項目が予めすべて用意されているため、お客様は情報を埋めていくだけで人事労務業務の土台を構築することができます。
- ベストプラクティス②
総務・人事・労務における55の定型・非定型業務をデジタル化
給与計算、社会保険などの定型業務から社内アンケート調査などの非定型業務まで、総務・人事・労務の広い範囲にわたる55の業務をデジタル化します。 -
- ベストプラクティス③
従業員のライフイベントに応じた手続きをアシストする14の業務シナリオ
入社・退職手続きだけでなく、産休・育休、高年齢雇用継続給付などの手続きをアシストする14の業務シナリオで、従業員のライフイベントに応じた手続きを抜け漏れなく行えるようになります。 -
- ベストプラクティス④
常に時代の変化に合わせて最適なベストプラクティスが提供される
働き方の変化やテクノロジーの進歩などに合わせて、最適な業務運用やシナリオが更新されるため、いつでもその時代に合った人事労務業務のベストプラクティスが手に入ります。
- ベストプラクティス④
-
- ベストプラクティス⑤
人事データと業務基盤の自動更新で、常に最新の環境で業務ができる
従業員からの申請情報などによって自動的に人事データが更新されるだけでなく、法律や制度改正に合わせて業務基盤が自動アップデートされるため、常に最新の環境で業務ができます。
- ベストプラクティス⑤
- ベストプラクティス③
-
-
-
こちらは、以下の『奉行クラウドHR Suite モデル1』(給与システムを含んだ全体サービス)のイメージです。
-
【2つのサービスモデル】
『奉行クラウドHR Suite』は、お客様の給与システム環境によって、2つのモデルを選択できます。日本では、人事・賃金制度の中心を給与システムが担ってきた歴史が長く、すぐに既存の給与システムを変更できない企業も多く存在します。特に歴史が長い中堅・大企業にその傾向がみられますが、そのような企業ほど、成長を見据えて、ペーパーレス化に向けて意欲的に取り組んでいます。
そこでOBCは、あらゆる企業が人事労務業務のペーパーレス化を実現できるよう、既存の給与システムを活用してペーパーレス化を実現できるモデル(奉行クラウドHR Suite モデル2)と、給与業務を含めてオールインワンでペーパーレス化を実現できるモデル(奉行クラウドHR Suite モデル1)での2つのサービスモデルを提供します。 - 1.既存の給与システムをそのまま利用したいお客様向け(奉行クラウドHR Suite モデル2)
既に給与システムを利用している場合や、給与業務をアウトソーシングしているお客様に向けて、給与システムを活かしたまま周辺業務のペーパーレスやデジタル化するためのベストプラクティスを提供するモデルです。 - ■モデルの特長
・既存の給与システムを活用することで、短期間でペーパーレス化の導入効果を得ることができます。
・既存の給与システムとのデータ連携により、給与明細や年末調整申告書のペーパーレス化をすぐに実現
できます。 - ■こんなお客様におすすめです
・給与システムは変更せず、ペーパーレス化やデジタル化を実現したい。
・自社開発の給与システムを利用しているお客様やERPシステムと連携したい。
・給与業務はアウトソーシングしている。 - 2.給与システムの入れ替え・未導入で検討をしているお客様向け(奉行クラウドHR Suite モデル1)
給与システムの入れ替えや未導入のお客様に向けて、給与業務を含めたトータルの人事労務業務のベストプラクティスを余すことなく提供するモデルです。今後のDX化や社会環境に対して、人事労務環境をワンストップサービスとしてご利用いただけます。
■モデルの特長
・すべての業務間で人事データがつながり、ペーパーレス化による導入効果を最大化することができます。 - ・給与明細や年末調整申告書をペーパーレス化するだけでなく、給与業務を自動化することで担当者の業務時間
を抜本的に削減し、付加価値の高い業務に集中できる環境を提供します。 - ■こんなお客様におすすめです
・これからペーパーレス化やデジタル化をトータルで実現していきたい。
・給与システムに入れ替えたい、給与システムの導入検討をされている。 - ・給与奉行を利用している。
-
▼『奉行クラウドHR Suite』の紹介動画はこちら -
【価格例(税抜)】
『奉行クラウドHR Suite モデル2』 基本利用料 180,000円~
※従業員20名までの場合の基本利用料です。21名以上の場合はお問合せください。
※ご契約は、法人単位で年間契約となります。
※価格はモデルによって異なります。 -
▼『奉行クラウドHR Suite』についてはこちら
https://www.obc.co.jp/landing/hrsuite
-
-