トップメッセージ

代表取締役社長 和田成史

1980年の創業から現在まで、一貫して社員の健康を促進し続けてきたOBC。
近年、その取り組みは「健康経営」という形で新たなフェーズを迎えつつある。
健康促進に対する思いと、数々の施策について、代表取締役社長の和田成史に聞いた。

健康経営宣言

オービックビジネス
コンサルタントは、
社員が心身ともに健康で、
能力を最大限に発揮することが、
企業の発展に繋がると考えます。

この考えのもと、
時代の変化に応じた
健康増進施策の検討・推進を
会社、社員、その家族が
一体となって取り組み、
オープンでフェアな働きやすい
環境づくりを目指します。

2018年8月
株式会社
オービックビジネスコンサルタント
代表取締役社長 和田 成史

活動の変遷と
今後の予定

健康経営活動の変遷

  • 2017年9月

    「くるみん 2017年認定」の取得

  • 2018年8月

    「OBC健康経営宣言」の発出

  • 2018年8月

    ウェルネスサーベイの実施

  • 2018年8月

    産業医による社内健康講和の開始

  • 2019年6月

    関東ITソフトウェア健康保険組合「コラボヘルス」への参画開始

  • 2019年6月

    健康診断における婦人科オプション検査費用の会社負担開始

  • 2019年8月

    関東ITソフトウェア健康保険組合「銀の認定」の取得

  • 2019年11月

    社外医療機関を利用した巡回型インフルエンザ予防接種の開始

  • 2020年3月

    「健康経営優良法人2020」の取得

  • 2020年4月

    健康管理システム「Carely」の導入

  • 2021年3月

    「健康経営優良法人2021」の取得

  • 2022年3月

    「健康経営優良法人2022」の取得

  • 2022年4月

    「OBC社内診療所」の開設

  • 2022年6月

    社内にサスティナビリティ委員会の立ち上げ

  • 2023年3月

    「健康経営優良法人2023」の取得

  • 2023年9月

    OBC社内診療所に「産業保健師」の導入

  • 2023年10月

    OBC社内診療所による社内インフルエンザ予防接種の開始

  • 2023年10月

    OBC社内診療所スタッフによるTeamsを利用した各種健康情報の発信開始

  • 2024年1月

    社外フィットネスジムとのコラボイベント(ヨガ体験教室)の開催

  • 2024年2月

    社外フィットネスジムとのコラボイベント(食事セミナー)の開催

  • 2024年3月

    OBC社内診療所による「禁煙外来」治療の開始

  • 2024年3月

    「健康経営優良法人2024」の取得

今後の活動予定

  • 健康経営関連の情報開示の拡充

  • 健康経営の推進体制/実施体制の強化

  • 経営陣の健康経営課題への関与の強化

  • 女性特有の健康関連課題への取り組み強化

  • 労働時間削減の取り組み

  • 有休消化率向上の取り組み

  • 運動機会増加への取り組み

  • スポーツ庁「スポーツエールカンパニー2024」の取得

活動事例

禁煙外来

OBCが「禁煙」に力を入れる理由や診療所の目指す姿について、代表取締役社長の和田成史と、社内診療所院長の和田悠起子に聞いた。

社内推進体制

推進体制図

推進体制図

社内診療所体制

院長 和田 悠起子

院長 和田 悠起子

日本医師会認定産業医
日本抗加齢医学会専門医
健康経営エキスパートアドバイザー

産業医として中小企業から中堅大手企業まで様々な業務従事。その経験を活かし、OBC社内診療所を開設。従業員皆様が利用しやすいクリニックを目指しています。

産業保健師2名、産業医他1名体制

健康増進推指針

健康増進指針

1

健康経営を通して、顧客第一主義を徹底する。

2

社員がやりがいを持ち、心身ともに健康に成長できる環境をつくる。

3

生産性の向上に努め、ワークライフバランスの実現、公私ともに充実した生活を送ることができる職場づくりを目指す。

4

社員一人ひとりが主体的に健康増進に努める。

5

指針を実践することで、組織としてのチーム力を高め、顧客満足度および職場満足度のより一層の向上を目指す。

6

社内だけではなく、パートナー企業様や各取り引き企業様とも働き方改革や健康経営のノウハウの共有などを実施し、共に健康経営の推進に取り組む。

健康経営戦略マップ

健康経営戦略マップ

健康経営の取り組みで想定される波及効果

企業価値

顧客満足度

No.1

お客様に選ばれる会社であり続ける

企業の持続的な成長
(財務指標、労働生産性に関連する指標や様々な市場からの評価を注視)

社会的価値

社会的価値

中堅・中小企業様のDX化を支援し業務効率化を実現することで、他のお客様の健康推進及び持続可能な社会の実現に貢献する。
(業務にイノベーションを お客様に感動を)

従業員満足

従業員満足

従業員が働き甲斐のある職場の実現

重点施策・目標

1

定期健康診断における
有所見者を削減する。

2

定期健康診断の結果に基づき、
健康講話を定期開催する。

3

傷病における
休職者ゼロを目指す。

4

ヘルスリテラシー向上のための
学習機会を提供する。

5

No残業デーを徹底する。

6

有給休暇取得を促進する。

7

健康増進のため、
毎年運動会を実施する。

8

毎日ラジオ体操を実施する。

重点施策・目標への取り組み成果

重点施策・目標への取り組み成果

外部機関の評価

「健康経営優良法人2024」の認定を取得

株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下「OBC」)は、経済産業省と日本健康会議により「健康経営優良法人2024」に認定されたことをお知らせいたします。

ロゴ:健康経営優良法人2024

健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に則した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰するものです。
健康経営の実践に向けた土台づくりへの取り組みが特に評価され、5度目の認定となりました。
今後も経営方針の1つとして健康経営に取り組み、社員の健康維持・増進をサポートすることでOBCの成長へと繋げていきます。

厚生労働大臣より、
子育てサポート優良企業として「くるみん」の認定を取得

株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下「OBC」)は、このたび厚生労働大臣より、子育てサポートの優良企業として「くるみん」の認定を受けたことをお知らせします。

ロゴ:2017年認定くるみん

「くるみん」認定制度は、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、次世代育成に関する支援(子育て、有休促進、残業時間削減、若者の就労支援など)の計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けられる制度です。

「くるみん」認定に関連したOBCの主な取り組み

1. 育児社員の働き方を柔軟にし、仕事と家庭の両立を支援

「子供が小学生にあがっても、しばらくは心配」という育児社員の声を反映し、時短勤務期間を法定の「3歳まで」から大きく延長し、「小学校6年生まで」としました。また、1日の勤務時間についても、育児社員の環境に合わせて、柔軟に対応しています

2. 育休中の社員がスムーズに復職できる環境をつくるための支援

育休中の社員には、社内ポータルにアクセスできる権限を付与し、会社の状況をリアルタイムで把握できるように支援しています。また、育休からの復帰前には、必ず上長と面談を行い、職場復帰に向けた必要な支援の確認と、マインドセット、スキル支援の確認を行っています。 また、同時に、管理職が育児社員のライフプランにあった働き方を理解、配慮できるよう、「Manager’sガイドライン」を作成するなど、管理職への啓蒙活動も行っています。

3. 育児社員が仕事と家庭を上手に両立するための支援

仕事と家庭を上手に両立するためのノウハウ共有する場や、(女性)若手社員向けにライフイベントを見据えたキャリアイメージ形成の場を設定しています。具体的には、

  • ・ランチ会の実施
  • ・先輩女性社員によるパネルディスカッションの実施

また、「女性社員向けの手引き」を作成し、プレママを対象に配布しています。女性ならではのライフイベントと自身のキャリアをどう並行して形成していくかなど、事例を踏まえて解説しています。

4. 時短社員向け(中堅社員以上)へのリーダーシップ研修

時間的な制約もあり、なかなか社内研修に参加できない時短社員向けに、就業時間を配慮した形で、リーダーシップ研修(7つの習慣研修)を実施し、社員の成長を継続的にサポートしています。

5. リフレッシュ休暇の新設と有給休暇取得の推進

勤続10年で海外旅行+リフレッシュ休暇(2日)、勤続20年で報奨金20万円+リフレッシュ休暇(4日)、勤続30年で報奨金30万円+リフレッシュ休暇(5日)など、勤続表彰と有休を絡めることで、有給休暇の取得促進を図っています。

6. 残業時間削減についての取り組み

男性社員も安心して子育てに参加できる職場づくり、社員が活き活きと活躍できる職場づくりとして、全社をあげての残業時間削減にも取り組んでいます。具体的には、

  • ・各人または各部署単位で、週1回以上のノー残業デーを実施
  • ・セキュリティカードを使用し、22時以降の入室を制限
  • ・生産性を考慮したインセンティブ制度の新設。
  • ・社内ルールとして月の残業時間を30時間以内に制限し、遵守を徹底。
  • ・週次で残業時間を集計し、全部署の責任者および経営陣へ報告。

上記取り組みの結果、2017年8月現在で全社の平均残業時間は月20時間にまで削減できました。(2年前は月平均約30時間)

7. 学生に対するインターンシップ等、就業体験機会の提供

OBCでは、次世代育成のための若者就労支援にも一役買っています。具体的には、毎年、学生向けのインターンシップを行い、(一般事業主行動)計画期間の2年間で1,000名を超える学生の方に参加をいただいています。インターンシップでは、社内見学を通して社員の働く様子を直に目にすることができるとともに、IT業界における仕事、基幹業務システムをお客様に提案する仕事がどのようなものかを体験していただき、人事担当者からも各人に対してインターンのフィードバックを行うなど手厚いフォローを行っており、毎回満席の人気イベントになっています。
OBCは、今後も成長し続ける企業であるため、社員が家庭と仕事を両立しながら挑戦・活躍できる企業を目指していきます。