勘定奉行をはじめとする奉行クラウドなどの基幹業務システムを開発・販売する株式会社オービックビジネスコンサルタント（代表取締役社長：和田 成史／本社：東京都新宿区／以下OBC）は、グループ全社のDX・グループ経営強化を目指す中堅グループ企業向けの新サービス『奉行V ERPクラウド Group Management Model』を1月31日より発売いたします。
■開発背景と提供価値
◆変化の激しい時代にグループ企業が成長を続けるためには、グループ全体のデータを利活用できるシステム基盤が必要
テクノロジーの急速な発展や、コロナによる働き方やビジネスの変化など、企業を取り巻く環境は短期間で大きく変化し続けています。こうした状況下において企業が成長を続けるためには、環境変化に適応しながら事業や収益の在り方を最適化する必要があり、今までよりもさらにスピーディーな経営判断が重要になると言えます。
特にグループ企業においては、個社単位ではなくグループ全体の利益を最大化するための経営判断が必要となるため、グループ全体の財務状況や人材データをすぐに経営判断に活用できる体制への転換が求められます。また、経営判断によって起こり得る事業分割や統廃合にも速やかに対応できるシステム基盤が重要となります。
◆SaaS型の統一プラットフォームによって、グループ企業のスピーディーな経営判断を支援
OBCは、中堅グループ企業がスピーディーな経営判断を行い、これから起こる変化に確実に適応していくための基盤として、グループ企業向けのSaaS ERP『奉行V ERPクラウド Group Management Model』を発売します。SaaS型の統一プラットフォームによって、グループ全社の財務・人事データをリアルタイムに可視化することで、必要な経営判断をスピーディーに行えるようになります。さらに、経営環境の変化に伴う人事異動や、グループのリソース配分にも柔軟かつ迅速に対応できます。
■『奉行V ERPクラウド Group Management Model』が実現すること
①SaaS型ERPでグループ基盤を統一し、経営環境の変化に柔軟かつ迅速に対応
『奉行V ERPクラウド Group Management Model』では、利用ライセンス数やデータ容量などのリソースをグループ全体で契約し、各社に自由に配分できるライセンス体系を提供します。
そのため、新会社設立や事業の分割・統廃合、グループ企業間の出向・転籍など、これから起こり得る経営環境の変化にもすぐに対応できます。
②海外子会社を含めたグループ全社の財務情報をリアルタイムに集約し、スムーズな連結決算の業務を実現
『勘定奉行V ERPクラウド』はもちろん、海外子会社向けの勘定奉行『勘定奉行クラウド Global Edition』や他社会計システムを含む、グループ全社の財務情報をリアルタイムに集約し、連結消去仕訳を反映した連結精算表まで作成できます。さらに、事業や地域などのセグメントを軸にグループ全社を横断的に比較・分析できるため、グループ全社の業績把握、経営戦略立案に活用できます。
③グループを横断した人材管理によって人材情報を速やかに可視化し、効果的な人材活用を支援
グループ全体で人材情報を一元管理し情報抽出できるため、企業をまたいだ異動やプロジェクトメンバーの選出、経営幹部候補の選出など、グループ全体で必要な人材を速やかに探し出すことができます。また、グループ間の出向・転籍を管理できるため、異動によって発生する業務の効率化や、企業をまたいだ経歴管理を行うことができます。
