さまざまな会計システムと連携し、固定資産に関わるあらゆる仕訳を自動化
OBC、『他システム仕訳連携オプション for 固定資産奉行V ERPクラウド』
を発売開始
OBC、『他システム仕訳連携オプション for 固定資産奉行V ERPクラウド』
を発売開始
勘定奉行をはじめとする奉行クラウドなどの基幹業務システムを開発・販売する株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田 成史/本社:東京都新宿区/以下OBC)は、さまざまな会計システムと連携し、固定資産に関わるあらゆる仕訳を自動化する『他システム仕訳連携オプション for 固定資産奉行V ERPクラウド』(以下、他システム仕訳連携オプション)を10月17日より発売開始することをお知らせします。
■開発背景と目的
固定資産管理では、減価償却費の計上をはじめ、資産の取得・移動・除却・売却など、ライフサイクルに応じたあらゆる仕訳起票が必要です。また、減損会計やIFRS(国際財務報告基準)に対応した会計処理も必要となり、固定資産に関わる仕訳は種類も多岐にわたり非常に複雑です。そのため、経理担当者にとって会計システムへの仕訳入力は大きな負担となっており、固定資産管理システムと会計システムとの連携は必要不可欠です。
しかしながら、固定資産管理システムと会計システムが異なるメーカーの製品であるために、連携をスムーズに行えないケースが多くあります。OBC調べによると、会計システムと異なるメーカーの固定資産管理システムを導入しているうち約9割の企業が、会計システムへの仕訳入力もしくは連携のためのデータ加工作業を余儀なくされています。
さらに、2027年4月以降に開始される会計期間から「新リース会計基準」が適用開始となります。「新リース会計基準」では、リース資産をオンバランス化(BSへ計上)するにあたり、適用初年度から過去のリース契約情報に遡った計算などの会計処理を行う必要があります。これに伴い、仕訳内容も大きく変化し、経理担当者の負担が一層増すことが予想されます。
こうした状況の中、OBCは、現在利用中の会計システムを変えることなく、固定資産に関わる仕訳を自動化するために、『固定資産奉行V ERPクラウド』のオプションサービスとして『他システム仕訳連携オプション』を発売いたします。『固定資産奉行V ERPクラウド』は、新リース会計基準にも対応するため、適用後も円滑な会計処理をサポートし、安心して業務を進められる環境を提供します。
■『他システム仕訳連携オプション』3つの特長
特長1:データ連携にかかる工数・コストを大幅削減
『固定資産奉行V ERPクラウド』から仕訳データをCSVファイルで出力し、会計システムに連携させることが可能です。出力項目や並び順を自由に設定できるため、連携に必要な事前準備やデータ加工にかかる手間を大幅に削減します。
特長2:仕訳連携で会計処理の精度と生産性向上を支援
減価償却費やリース料支払の計上をはじめ、資産の計上・移動・除却・売却などライフサイクルにおいて発生するあらゆる仕訳を自動作成できます。種類が多岐にわたり、非常に複雑な固定資産の仕訳を自動作成することで、効率的かつ正確な会計処理を支援します。
特長3:制度改正・機能アップ時もスムーズに連携可能
『固定資産奉行V ERPクラウド』は2027年度から適用開始となる「新リース会計基準」など、制度改正や機能アップ時に迅速かつ正確に対応し、仕訳データを出力できます。将来的に制度改正や機能アップがあってもスムーズに対応できるため、安心して利用いただけます。
■『固定資産奉行V ERPクラウド』の概要
固定資産の多様なライフサイクル管理や、リース資産管理における実務要件に細やかに対応した固定資産管理システムです。上場・IFRS適用企業に求められる資産除去債務や承認・複式帳簿にも柔軟に対応し、企業の成長にあわせて必要となる固定資産管理業務を支援します。
▼『他システム仕訳連携オプション for 固定資産奉行V ERPクラウド』の詳細はこちら
https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kotei/function/assembly